このたび、未読チャンネルの第一弾として発表したドキュメンタリー作品が、海外の映画祭にて賞をいただきました。初めて映画祭で評価をいただけたことは、私にとって大きな意味があり、深く感慨があります。
Documentaries Without Borders International Film Festival Winter 2026
OUTSTANDING EXCELLENCE受賞
受賞ページ:https://www.dwbff1.com/WINNERS/DWBFFWinter2026WINNERS.html
この作品は、最初から「この問題を描こう」と決めて始まったものではありません。
ご縁があって知り合った在宅医療専門医の方が、私にとってそれまで出会ったことのない職種だったこと。そこに強い興味が湧いたことが、すべての始まりでした。
お話を聞かせていただく中で、私自身が想像していなかった在宅医療の課題や現実が見えてきました。そして主人公に同行し、実際の医療現場を訪ねていく先々で、私は何度も驚かされました。知らなかったからこそ、目の前で起きていることの重みを、そのまま受け止め、映像として残したいと思ったのだと思います。
結果としてこの作品は、「問題提起ありき」ではなく、私自身が“知らない現場”に触れ、そこで見たこと・感じたことを丁寧に映像で表現していく、ドキュメンタリーの原点のような形になりました。
そして今回、その作品が初めて映画祭で賞をいただけたことは、未読チャンネルをこれから続けていくうえで、大きな背中を押してくれる出来事になりました。ご協力いただいた海渡さん、そして出演してくださった患者さまをはじめ、関わってくださった皆さまに心より感謝申し上げます。
日本独自の問題でありながら、社会的には最先端の課題とも言えるテーマを、映像として表現できたことは大きな光栄です。自分自身が納得できる仕上がりになったからこそ、「未読」というドキュメンタリーチャンネルを続けていこうと改めて思えました。
これからも、さまざまな方のお話を伺いながら、このドキュメンタリーチャンネルを進めていきたいと思っています。


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