効率的な機材運搬と準備方法:PELICANケース1615Airを使った運用の工夫

ブレインモブでは現在、ペリカンの1615エアというケースをよく使っています。このケースは普通の旅行用スーツケースに比べて少し長めですが、1人で運べるギリギリのサイズで、以前から重宝しています。最近、このケースの内側につけるアクセサリーパネルを購入しました。これを使いながら、どのように撮影の準備をしているか、注意点について少し書いてみたいと思います。

私自身、結婚式の撮影を15年以上行ってきた経験があるので、重要な瞬間を逃してはいけないというプレッシャーの中で仕事をしてきました。そのため、機材の準備には特に気を遣っている部分があります。機材の選定や準備が整っていないと、いざという時にトラブルが起きる可能性があるためです。加えて、天候や交通機関の利用についても気を配る必要があるので、この辺りも今後改めてお話ししていけたらと思っています。

以前は、撮影に必要な機材をリスト化し、1つずつチェックしながらスーツケースに詰め込んでいました。しかし、最近は少しやり方を変えています。撮影現場ごとに必要な機材が異なるため、毎回準備してチェックを繰り返すというのは、非常に効率が悪いことに気づいたからです。

そこで考えたのが、必要な機材をすべて事前にケースに入れておき、撮影ごとに

必要のないものを省いていく

という方法です。これによって、効率的かつ柔軟に対応できるようになりました。

今回購入したアクセサリーパネルは、メッシュポーチが**マジックテープ(ベルクロ)*簡単に付け外しできるタイプです。撮影内容によって必要なアイテムをそのまま残し、不要なものを取り外すという形で、今のスタイルに落ち着いています。

また、三脚やライトといった大きな機材についても、可能な限り車に積んで持っていくようにしています。特に都内での撮影であれば、持ち運びできる機材は安全のためにできるだけ積んでおくのがベストだと考えています。遠方の撮影や飛行機を利用する場合は、当然ですが、最小限の機材を選んで慎重に準備する必要があります。

機材はどれも確実に動作する保証がないため、バックアップを含めて余裕を持った準備が必要です。万が一に備えて、トラブルが起きないように準備しておくことが、成功する撮影現場のためには欠かせないポイントです。

以上が、私の機材準備に対するこだわりです。皆さんもそれぞれのやり方があるかと思いますが、参考になれば幸いです。

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